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植物が枯れてしまったら

「水の庭」で栽培中の植物が枯れてしまった!

実際のところ、「水の庭」での栽培で植物が枯れることはめったにありません。当社内では過去に数百本以上の栽培をしていますが、途中で枯れてしまったことはこれまで一度もありません。

特に一株だけでなくすべて枯れた、となると根本的に何か間違いをやらかしている可能性が高いと思ってください。

この場合、原因として考えられるものを多い順に挙げます。

  1. 液肥が濃すぎ(多すぎ)
  2. 温度が低すぎ、高すぎ
  3. 根腐れ
  4. 病気

液肥が濃すぎ

一番多いのがこれです。特に初心者の方に多いミスです。
単に希釈率の計算を間違えているケースも多いので、もう一度液肥の説明書をよく読み、間違えていないかを確認してください。

液肥が濃すぎる、薄すぎるとどうなる?

たとえばハイポニカでは希釈率は500~1000倍です。これは1リットルの水に対しハイポニカはわずか1~2mlですから、キャップで計るとほんの1ミリ程度の量です。キャップになみなみと入れているようでしたら明らかに間違いです。多くの液肥はこの程度の希釈率ですから、間違えていないかどうかをよく確認しましょう。

なお肥料分が少なすぎる場合、弱りはする(葉が徐々に黄色くなってきます)のですが枯れるまでに至るにはかなり日数を要します。水菜等は肥料一切なしの水だけでも育つほどでです。それに対し、濃すぎる肥料を与えるとどんな植物でも数日で簡単に枯れます。人に醤油を一気飲みさせるようなもので、植物体内の浸透圧バランスが崩れ水分を取り込めなくなってしまうためです。

温度が低すぎ、高すぎ

次に多いのが温度です。例えばレタスの生育適温は15-20度ですが、そこから大きく外れた真夏の30度以上の暑さや、冬の氷点下の気温等が続くと枯れてしまいます。

温度でよくやりがちな失敗は、「水の庭」を窓際に置いてしまうケースです。

窓際は昼間は日あたりもよく暖かいので良いように思いますが、特に冬の夜は外の冷気で非常に温度が低くなります。昼はサンルーム状態で20度以上になるのに夜は氷点下近くの状況になることもあります。人間でも昼と夜で寒暖の差が大きいと風邪をひいてしまうのと同様、植物にとっても良いことはありません。また水温が低すぎると後述の根腐れの原因にもなります。

逆に夏は、直射日光が当たり温度が上がり過ぎることがあります。真夏で外の気温が30度を超えるような状況でしたら、エアコンをかけていない室内の直射日光が当たる場所でしたら50度近い暑さになることもあります。またこの場合、水タンクの水温もお湯に近い状況になり、これも根腐れの原因になります。このような環境で生育適温が15-20度のレタスを育てるとすぐに枯れてしまいます。

「水の庭」では普通の鉢植えと異なり、LED照明がありますから日光を当てる必要はありません。ですからむしろ、窓際より部屋の奥まった場所の方が温度が安定するため適しています。

根腐れ

根腐れは、前述の温度の問題や、切れた根を放置した場合等におきます。水替えの際や、時々栽培デッキを軽く持ち上げて根の色が黒く変色していないかを確認しましょう。

もし水からどぶ臭い異臭がするようなら、間違いなく根腐れしています。すぐに根腐れした個体を「水の庭」から取り除いて、水をきれいなものに入れかえてください。

根が黒いだけでしたらまだ復活する可能性はあります。黒くなっている箇所を切り、しばらく水だけ(液肥を入れない)にして、白い根が出てくるかどうか様子を見てください。またできればその個体だけ別の花瓶等に隔離した方が他の植物への菌の伝染を防げます。

また水替えの際は水を少なめ、水量計の半分以下にしましょう。常に満水状態ですと根がいつも水で埋もれた状況となり、酸素を取り入れにくくなります。水を少なめにしその分頻繁に新しい水を追加する方が、根にとっては酸素を取り込みやすく根腐れしにくくなります。

病気

病気については、実は室内水耕栽培の場合はかなり少ないです。
植物の病気は人間の病気と同様、なんらかの菌またはウイルスにより発生します。しかし室内水耕栽培ではその媒介となる土や他の植物や虫が無いため、屋外での栽培や鉢植えに比べると病気発生率はぐっと低くなります。

 

なお普通の地植えや鉢植えでしたら、枯れる原因としてもっとも多いのは水切れや日照不足です。他に土や他の植物からの病気の伝染もあります。
「水の庭」による栽培の場合は原理的にこれらがありませんから、枯らしてしまう原因は上記の点がほとんどです。

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