水替えは本当に必要?

結論から言いますと、「水の庭」での野菜栽培の場合、水替えは必ずしもしなくても構いません。
植物が問題なく生育できているようなら、水は替えなくても大きな問題はありません。
理由は2つあります。
1つめの理由ですが、そもそも水耕栽培における水替えの意味は、水を通して根に酸素を供給するためです。水をきれいにするためではありません。
コップ等で行う簡易的な水耕栽培の場合は、水の中の酸素が減る一方のため水替えしないと根が呼吸できず根腐れしてしまいます。ですが「水の庭」ではポンプにより自動的に水に酸素が供給されるため、このような酸素不足にはなりにくいです。
2つめの理由ですが、野菜は育ってくると毎日多くの水を吸収するため数日おきに水を追加する必要が出てきます。ですから必然的に新鮮な水が定期的に補充され、上記のポンプと合わせてさらに水が新鮮なまま保たれるわけです。
これらの理由により、水替えは必ずしも必要ではありません。
ただそれでも、できれば定期的な水替えを行う方が望ましいです。それは水替えを行うことで、根の状態をよく確認できるからです。
根はどんどん伸びていくと、やがて隣の植物の根とからまるようになってきます。そうなると植物を差し替える際に根がひっかかるようになります。無理にはがすことで根が切れ、切れた根が残って腐ってしまい、生きている根にも悪影響を及ぼすようになります。
また長期に使っていると、タンク内部に葉の切れカス等のゴミがたまってきます。ゴミはそのうち腐り、他の植物に悪影響を及ぼす可能性があります。
このようなことがありますので、定期的に水替えを行い、あわせて根の様子をチェックしましょう。もし根がからまったり根腐れしている様子が見られたら、その箇所を剪定することをおすすめします。ただし大きく切ってしまうと成長に影響を及ぼしますので、切る量は全体の1/3以内に留めましょう。
なお水に藻が出ることがありますが、藻は植物に大きな悪影響はありません。藻は肥料成分と光がある限り避けられないものですが、植物の成長に大きな影響はありませんので、藻が気になるだけでしたら水替えの必要はありません。

